[PR]

 第99回全国高校野球選手権山梨大会(朝日新聞社、県高野連主催)の日程が8日、正式に決まった。36校が出場し、7月8日に開幕する。決勝は23日に予定されている。組み合わせ抽選会は今月22日に開かれる。

 開会式と決勝がある甲府市の山日YBS球場で29試合、富士吉田市の北麓(ほくろく)球場で6試合が予定されている。シード校は8校。春の県大会で4強入りした山梨学院、駿台甲府、東海大甲府、日本航空がAシードで、8強入りした甲府工、帝京三、笛吹、富士学苑の4校がBシードになる。

 優勝校は8月7日に兵庫県の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。

 県高野連は、小学生が野球に興味を持つきっかけにと小学校を通じて全児童分約4万2千枚の入場招待券を配布する。小学生とその家族は招待券で15~17日の3日間、山日YBS球場の外野席に無料で入場できる。期間中は自由に入退場できる。(野口憲太)

「簡単なこと 丁寧に」徹底 甲府工・元監督原初也さん

 高校野球の発展や選手の育成に貢献した指導者に日本高校野球連盟と朝日新聞社から贈られる「育成功労賞」に、甲府工の元監督原初也さん(71)が選ばれた。製作所を営みながら約25年間指導し、春夏合わせて8回甲子園に導いた。

 甲斐市出身。1964年に甲府工のエースとして春の甲子園に出場し、その後社会人野球でプレー。引退後の85年に母校の監督に就任した。

 1年目、監督人生を左右する出会いがあった。当時、甲府工は甲子園から遠ざかっていた。入学してきたのは、後にドラフト1位でプロになる中込伸投手。中学時代から実力を知られていた中込さんを生活面から指導した。自宅に住まわせ、寝食をともにした。

 中込さんとともに87年、14年ぶりの甲子園出場を果たし、8強に。「あの出会いが、甲府工も、中込も、自分も変えた」と振り返る。その後自宅にプレハブを建て、寮として遠方から入学した部員らを住まわせた。約13年間続いた。

 90年の夏の山梨大会決勝の東海大甲府戦が忘れられない。当時、81年から90年まで春夏合わせて甲子園出場10回という圧倒的強さを誇っていた。

 指導では「簡単なことを丁寧に」という信条を選手に徹底させた。誰が見てもアウトにできるプレーをミスしないかどうか。そこが勝負の分かれ目になる。

 その成果が発揮された。二つの併殺など内外野の好守が随所に出て失策は0。緊張感で心臓が張り裂けそうになった。東海大甲府を1点に抑え、17年ぶりの夏の甲子園出場を決めた。

 2010年夏の大会を最後に監督を退いたが、今も母校の練習や試合に顔を出す。「その時々の出会いがあったから自分の野球人生がある。体が動く限りはアドバイスをしていきたい」

     ◇

 第99回全国高校野球選手権大会の期間中の8月15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で表彰される。

     ◇

始球式の投手を募集

 山梨大会で始球式に登板する投手を募集します。開幕試合と準決勝、決勝を除く、山日YBS、北麓(ほくろく)の両球場の第1試合(全12試合)が対象です。どなたでも応募できます(投手と捕手など複数での参加も可)。参加された方に投げたボールをプレゼントします。

 はがきに、住所、氏名、年齢、職業(学校名、学年)、電話番号、希望日と希望球場、簡単な応募理由を明記し、〒400・0032 甲府市中央1の12の38 朝日新聞甲府総局「始球式」係へ。ファクス(055・237・4469)、メール(koufu@asahi.comメールする)でも受け付けます。締め切りは7月1日。厳正な選考のうえ、参加をお願いする場合は、電話でご連絡します。

 始球式を予定している球場と日時は、次の通りです(天候によって変更になる場合があります)。

山日YBS球場(甲府市)

 7月9、11~13、15、16日は午前9時▽17、19、20日は午前10時。

北麓球場(富士吉田市)

 7月11~13日の午前9時半。

 お問い合わせは朝日新聞甲府総局(055・235・7000)へ。