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 無許可で営業する「ヤミ民泊」とはどんなものなのか。今月、大阪市内のある一室に記者が泊まってみると、外国人旅行者が次々と出入りする光景があり、近隣トラブルに悩む住民らの姿が見えてきた。

 インターネットを通じた民泊仲介の最大手「Airbnb(エアビーアンドビー)」でアカウントを取得し、大阪市の繁華街・ミナミで1泊約7千円の部屋を見つけた。予約すると、所在地と4けたの暗証番号がメールで送られてきた。予約するまでは、細かい住所はわからない仕組みだ。

 現地は、繁華街に近い10階建てのオートロックのマンション。玄関脇のフェンスには、部屋番号が書かれた南京錠のような、鍵を収納するキーボックスが20個ほど無造作にぶら下がっていた。暗証番号をそろえてキーボックスを開けると、泊まる部屋の鍵が1本あった。自分の部屋はワンルームで、調理道具や洗濯機、シャンプー、タオルなどもあり、掃除が行き届いていた。Wi―Fi(ワイファイ)も使える。

 マンション自体は40部屋以上あった。大半が「ヤミ民泊」とみられ、外国人客が頻繁に出入りしていた。オーストラリアから来た男性(34)もエアビーで予約した。「初めて泊まったがとても快適。宿泊費を安く抑えられた分、観光に金を使えた」と笑顔を見せた。アジア系の家族連れやカップル、日本人旅行者の姿もあった。

 一方、2年前からこのマンションに賃貸で住む50代の女性は、隣室が民泊だという。1年前から外国人客が出入りし、ルールを守らないゴミの投棄も目立つようになった。ベランダ越しにたばこの吸い殻を投げられたこともある。女性は「管理会社に苦情を言っても対応してくれず、もう引っ越したい」と嘆く。管理会社の担当者は朝日新聞の取材に対し「民泊はマンションのオーナーがやっている。オーナーは海外にいるため、詳しくはわからない」と話した。

 エアビーに登録された施設は全…

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