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 左京区の要法寺にいたカモの一家が11日、約700メートル離れた鴨川へ「引っ越し」をした。今年のひなは6羽。川端署員や地元の住民に見守られながら、約1時間半かけて移動した。

 カモが寺の池で産卵するようになった2005年以来、毎年この時期に移動している。4月末に孵化(ふか)したひなを世話してきた住友宏子さん(72)によると、親鳥が今年は産卵後に別の巣を作り、ひなを世話する時間が短かった。このため、ひながなかなか親の後についていかず、移動に時間がかかったという。

 鴨川を泳ぎ始めたカモを見て住友さんは「毎年ほんまに大変やけど、産卵のために用意したすのこを洗って、来年に備えるわ」。