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 リニア中央新幹線の建設残土処分候補地とされる岐阜県御嵩町の山林に、希少種の渡り鳥ミゾゴイが営巣していた可能性が高いことが分かった。希少猛禽(もうきん)類サシバの繁殖も確認され、専門家が町に生息環境保全を求める要望書を出した。

 ミゾゴイはサギ科の夏鳥。開発で激減し、生息数は千羽程度とする説もある。環境省レッドリストで絶滅危惧2類に指定されている。

 営巣跡を見つけたのは日本野鳥の会岐阜代表で、県野生生物保護推進員でもある大塚之稔氏。昨年11月、町内のリニアトンネル出口予定地周辺の山林を調査したところ、渓流近くのコナラの高さ15~20メートル付近に巣があった。皿状で直径約30~50センチ▽小枝を粗雑に組み合わせている▽上は木に隠れ下は見晴らしがよい、といった特徴や、約10年前に付近で羽根が見つかっていることなどから、「ミゾゴイの営巣跡の可能性が高い」と結論づけた。

 ミゾゴイは、うっそうとした暗…

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