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 成田空港の深夜・早朝の発着を増やす機能強化策について、国と千葉県、周辺9市町、成田国際空港会社(NAA)による四者協議会(四者協)が12日に開かれ、NAAは空港の運用時間を現在の「午前6時~午後11時」から「午前6時~翌日午前0時」に1時間延長する案を示した。

 国やNAAは、アジアの空港間競争を背景に成田の機能強化を検討している。NAAは昨年9月の四者協で、3本目の滑走路新設のほか、運用時間を「午前5時~翌日午前1時」に3時間延長する案を提示した。しかし、周辺住民から「安眠時間が4時間しかない」と反発する声が強まり、見直しを進めていた。

 この日の四者協は千葉県富里市で開かれ、NAAは運用時間の延長について、2020年東京五輪・パラリンピックまでにA滑走路で先行実施し、新滑走路の供用後は3本の滑走路の運用時間をずらして、空港全体では「午前5時~翌日午前0時半」とする2段階の案を示した。