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 トヨタ自動車の株主総会が14日、愛知県豊田市の本社であった。取締役9人を選ぶ議案や、取締役報酬の総額の上限を賞与を含めて年40億円に引き上げる議案など、会社提案の4議案を可決した。会場には過去最多の5227人の株主が足を運んだ。

 トヨタは2018年3月期が2期連続の減益になるとの見通しを示している。株主からは、競争力の低下を心配したり、異業種からの参入企業や新興企業など新たなライバルへの対抗策をただしたりする質問が相次いだ。

 豊田章男社長は、電気自動車メーカーの米テスラや自動運転に力を入れる米グーグルなどをライバルと位置づけ、「競争相手とルールが変わろうとしている。(トヨタの)等身大の姿を見つめ競争力を磨きたい」と話した。

 先進技術を担当する伊勢清貴専務役員は自動運転について「この世界では絶対に負けないつもりだ」と発言。自前主義を脱却し、外部人材の登用や提携を進めていると説明した。