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 「二十四の瞳」の作者で小豆島出身の壺井栄を記念する子ども向けの文学賞、第45回壺井栄賞の受賞者が発表され、最優秀の壺井栄賞には小豆島町立苗羽小6年の藤田実優さん(12)の「一人っ子じゃない」が選ばれた。県内の小、中、高校生の作品92点が寄せられていた。

 藤田さんは、三つ子の一人として生まれ、2人の兄を生後すぐに亡くした。自身も低体重で生まれたため体格に恵まれず、左目の視力はほとんどない。そんなハンディを乗り越え、水泳や陸上競技に挑戦している。藤田さんの心にあるのは「自分は一人じゃない」という気持ちだ。

 選考委員で作家の芦原すなおさんは「先生、友だち、両親、そしてお兄ちゃんたちが自分を支えてくれていることを、ごく自然に、素直に受け入れているのがまたいい。読んでてうれしくなってくる作品です」と評した。

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