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 カジノを含む統合型リゾート(IR)の制度を検討している政府は13日、カジノ施設内には現金自動出入機(ATM)の設置を認めない方針を明らかにした。クレジットカードの利用も外国人を除き原則として禁止する。ギャンブル依存症などへの懸念を受けての対策だが、どの程度実効性があるかは不透明だ。

 この日開かれた有識者によるIR推進会議で政府が示した。カジノ施設の周辺では、貸し付け機能のないATMに限って設置を認める方針。両替の手間を省くため、外国人はクレジットカードを利用できるようにする。

 カジノ施設内で、ルーレットやスロットマシンなどの機器を置くフロア面積に上限を設ける方針も示した。1万5千平方メートルとするシンガポールを参考にする。IRの全施設面積に占める比率が大きくなりすぎないような規制も検討する。政府は次回の推進会議で、入場規制などの具体策を示す。推進会議は夏ごろをめどに国内で営業を認めるカジノの大枠をとりまとめる方針。(南日慶子)