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 夏休みに子どもたちが親元を離れ、海や山などに泊まりがけで旅行する「サマーキャンプ」が人気だ。背景には、「仕事で休みが取りにくい」「普段とは違う体験を」と考える親の事情もある。ニーズに合わせたコースも多彩だが、目的や安全面を考えて、行き先を選ぶ必要がある。

親ではできない野外活動を

 「富士山に挑戦」「魚が泳ぐ海でシュノーケリング」――。旅行会社やNPOなどが今、夏の「キャンプ」の参加者を募っている。都会に住む小中学生を主なターゲットに、高原や浜辺に出かけて自然に親しむ活動が多い。テントに泊まるプランもあるが、宿泊施設の利用が主流だ。

 大阪府吹田市の40代主婦は、中学1年の長男を小学生のときから毎年、キャンプに参加させている。今年は山と海の2コースに行く。「親ではできない野外活動などをさせてくれることが魅力。責任感も生まれるようになった」と話す。

 東京都世田谷区の40代の女性会社員も、中学3年の長男がこれまでに6回参加。仕事を休みにくかったことから、「長い休暇中、子供の予定をできるだけ埋めてあげたかった」と明かす。今後は小学1年の次男を送り出すつもりだ。

 大阪発着で西日本の各地に向かう企画を用意するNPO法人ピープルアクティブライフ(大阪市)はこの夏、3泊4日で福井県小浜市の海に行くプランなどを用意した。無人島での非日常体験や、自然に触れるプランが人気で、高木裕也代表は「共働きなどで長い休みを子どもと合わせられないため、子どもを預ける目的で申し込む家庭が増えている」と話す。

 旅行大手の日本旅行(東京)は小中学生向けのキャンプ企画「トムソーヤクラブ」が今年で30周年を迎えた。今夏は関東、東海、関西発の計18コースで計1500人の集客をめざす。

 ただ、民間団体や学習塾など子どもに自然体験をさせる企画を主催する側の数が増える一方、少子化で市場は縮小気味という。また、近年は参加者が低年齢化しており、今年は親子向けの「北海道で牧場体験」や「アメリカで日食観測」という企画も用意した。事務局の菱井優介さん(37)は「次は子どもだけで参加してもらいたい」と話す。

 関西教育旅行(兵庫県西宮市)…

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