デンマークを訪問中の皇太子さまは現地時間の16日午後、首都コペンハーゲンで、フレデリック皇太子と、外交関係樹立150周年記念行事の展覧会の開会式に出席し、その後、皇室とデンマーク王室の交流に関する写真や贈答品などを紹介した展示を鑑賞した。

 展覧会では、フレデリック皇太子が東日本大震災の3カ月後に宮城県東松島市を慰問した際のゆかりの品々も展示。皇太子さまは、フレデリック皇太子が当時着ていた日の丸がデザインされたポロシャツや、被災地の子どもたちからもらったかぶと、震災後に同市で初収穫された米などに熱心に見入った。

 また、150年前に結ばれた両国の修好通商航海条約の原本について説明を受けたり、マルグレーテ2世女王の妹ベネディクテ王女とあいさつを交わしたりした。夕方からは王立演劇場でフレデリック皇太子ご夫妻やエリザベス王女、政府関係者らを迎え、琴や尺八などによる邦楽コンサートを鑑賞した。この日はほとんどの行事にフレデリック皇太子とともに出席し、両国の友好を深めていた。(コペンハーゲン=多田晃子)