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 2025年の国際博覧会(万博)に立候補している日本など4カ国が14日、パリで開かれた博覧会国際事務局(BIE、加盟170カ国)総会でプレゼンテーションに臨み、それぞれの万博の方向性などをアピールした。大阪開催を目指す日本の誘致委員会の榊原定征会長(経団連会長)は「大阪、関西の万博は未来社会のビジョンを世界と共有できる機会」と訴えた。

 25年の万博には、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」での開催を目指す日本のほか、フランス(パリ郊外)、ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)が立候補している。総会に立候補国として4カ国がそろうのは初めてで、加盟国の政府代表を前に各国が20分ずつの持ち時間で目指す万博像や開催都市の魅力を映像も交えながら説明した。

 「いのち輝く未来社会のデザイン」を万博のテーマに掲げる日本は冒頭、安倍晋三首相の英語のビデオメッセージを紹介。首相は「大阪、関西は舞台としてふさわしい。新しい未来社会の可能性をこの場所から」とアピールした。榊原会長のほか、松井一郎大阪府知事も登壇。「最先端のライフサイエンスの研究拠点や、高い生産技術を有する製造業、食やスポーツ関連産業の集積など、健康で豊かに生きるための様々な要素が大阪・関西には備わっている」と強調し、「大阪万博は未来社会の課題に解決策を示す」と訴えた。

 25年の万博の開催地は、18年11月のBIE総会で加盟国による1国1票の投票で決まる。立候補国はそれまで、半年に1回開かれるBIE総会でプレゼンテーションを行う。(パリ=上田真由美)

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