[PR]

 知的財産権についての国連の専門機関、世界知的所有権機関(WIPO)などが15日、主要な国際特許の出願件数について初めての地区別世界ランキングを発表した。日本の「東京・横浜地区」が中国の深圳・香港地区や米シリコンバレーなどを抑えて首位だった。

 2011~15年にかけての出願件数を比べると、東京・横浜は9万4079件で、2位深圳・香港の4万1218件の2倍以上だった。5位に京阪神地区の2万3512件、9位にも1万3515件の名古屋地区がランク入りしたが、日本の場合はこの3地区に極端に集中している特徴があるという。

 WIPOは毎年、国別の技術革新の度合いを示すランキングも発表している。17年の日本は14位で、前年より二つ順位を上げた。研究開発費の多さなどが評価された一方、外国研究機関の進出が少ない弱みが指摘された。1位はスイス、2位はスウェーデンだった。(斎藤徳彦)