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 草津白根山(2160メートル)の噴火警戒レベルが引き下げられたことを受け、県は15日午前8時、付近を走る国道292号の通行規制を3年ぶりに全面解除した。草津町も同日、湯釜火口から半径1キロの立ち入り禁止規制を500メートルに縮小した。

 これに伴い、閉鎖されていた白根山レストハウスと駐車場が再開し、人気の観光スポット・湯釜火口を望める展望台へも行けるようになった。この日は行楽客らがさっそく車で乗り付け、遊歩道を20分ほど上って展望台へ。エメラルドグリーンの湯釜を背景に写真を撮っていた。両親と訪れた埼玉県吉川市の女性会社員(38)は「湖の色がすごくきれい。父の日を前にいいプレゼントになりました」と話した。

 町などによると、規制前はレストハウスの売り上げが年間約1億5千万円、駐車場収入も6千万円弱あったが、規制の影響で3年間失われた。町の担当者は「温泉と併せて誘客に力を入れ、にぎわいを取り戻したい」。レストハウスは掃除や修繕が必要で、本格的な営業は今週末以降になるという。