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 「『怪文書』という言葉だけが独り歩きをしたのは極めて残念だ」

 菅義偉官房長官は15日の記者会見で、文書の信憑性(しんぴょうせい)を否定した自らの発言についてこう語った。「怪文書」と決めつけたことを問われても、「出所(しゅっしょ)や入手経路が明確でなく、信憑性も分からず、政務三役も知らないと報告を受けたので不可解な文書だと思った」と繰り返し、約25分間にわたった会見の最後まで発言を撤回しなかった。

 民進党の蓮舫代表はこの日の会見で、菅氏の姿勢を厳しく批判した。「文書の存否は確認できないと言っていたのがウソだったことが明らかになった。松野文科大臣と同時に、『怪文書』と言い放ち、個人攻撃を繰り返してきた菅官房長官の責任も問われる」

 政権はこれまで「防御ライン」を徐々に後退させてきた。政府内でも「『怪文書』は言い過ぎだ」(首相周辺)との声が上がり、文科省による当初の「文書の存在は確認できなかった」との調査をもとに、再調査の必要はないとする理由について「文科省の判断」と強調。それでも、おざなりな調査に対する世論の反発は予想以上に大きく、今回の再調査に追い込まれた。

 23日告示、7月2日投開票の…

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