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 AP通信は15日、米国防総省がアフガニスタンに米兵4千人を追加派兵する方針だと当局者の話として伝えた。実現すれば、オバマ前政権の完全撤退方針から転じ、トランプ政権発足後、最大の派兵となる。

 アフガンには現在、政府軍への訓練や助言などのために約8500人の米兵が駐留している。追加派遣は、反政府武装組織タリバーンや過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロの頻発など治安の悪化が背景にあるという。

 トランプ大統領はマティス国防長官に今月、アフガンでの米軍の駐留規模を決定する権限を与えた。AP通信は、週明けにもマティス氏が追加派遣を発表する予定だと伝えた。

 アフガンに駐留する米軍はかつて約10万人いたが、オバマ前大統領は任期中の完全撤退を目指し、段階的に減らしてきた。だが、治安情勢によって撤退計画の見直しが相次ぎ、任期中の完全撤退は断念。次期政権に対応を委ねた形だが、トランプ政権が異なった戦略をとる形となった。(ワシントン=杉山正)

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