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 16歳以下のサッカー国際大会「U16インターナショナルドリームカップ」(日本サッカー協会主催、朝日新聞社特別協賛)で仙台市を訪れている海外選手らが17日、若林区の荒浜小学校を見学した。津波に壊されたバルコニーのフェンスが残る校舎を見上げ、校舎がのみ込まれる当時の映像に息をのんだ。

 訪問したのはオランダ、米国、ギニア、日本の全4チームの選手やコーチら80人。日本代表と自撮りするなどにぎやかな雰囲気だったギニアの選手たち。だが、校舎に入り、車が突っ込んだ様子を写した大型パネルや、震災前の荒浜の街並みを元住民が再現した模型を見て、次第に静かに。「震災だけでなく、ここに街があったことも伝えたい」というガイドの説明に、深くうなずいた。

 クンバサ・モモジョー選手は「ここで起きたことを信じること自体が難しい。自分がここにいたらどうだっただろうかと考えると、とても悲しい」と話した。