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 長崎市中心部の「ハマクロス」前で18日、被爆者らが街頭に立ち、核兵器の廃絶を求める「ヒバクシャ国際署名」を集めた。ニューヨークの国連本部で開かれている核兵器禁止条約の交渉会議にあわせ、世界各地で一斉にイベントを行う「ピースウェーブ」の一環。1時間の街頭署名で、313筆が集まった。

 「核兵器をなくすための署名です」。吉田勲さん(76)が声を上げると、多くの人が足を止めて署名に応じた。署名した海星高1年の高村花菜(はな)さん(16)は「長崎だけじゃなく、世界中にこの思いが広がって欲しい」と話した。

 吉田さんは普段の街頭署名よりも、今回は反応がいいと感じたという。「条約交渉会議がニュースで取り上げられ、浸透してきたのではないか。禁止条約ができても、すぐに核兵器がなくなるわけではなく、核廃絶を求める思いを核保有国に届けたい」と話した。(山野健太郎)