[PR]

 21日の「世界キリンの日」を前に、大牟田市動物園で18日、ふだんは入れないキリン舎の見学会が開かれた。自然破壊や密猟により生息数が減少しているキリンについて、良く知ってもらうのが狙いだ。

 同動物園では、リン(オス11歳)とプリン(メス3歳)の2頭のキリンを飼育している。この日は、予約した約20人が、天井高約10メートルもあるキリンの寝室に入り、飼育員から「キリンは立ったまま寝ると思われているが、実は座って休むことも多い」「寝室に砂を敷きつめないと、体重でひづめが割れたり、滑ったりしてけがをする」などと詳しい説明を受けた。

 大野城市の岩下健太郎さん(39)と祥子さん(30)夫妻は「2人とも動物が好きなので来ました。背が高いキリンは2歳までしか運搬できないとか、妊娠期間が450日もあるとか、知らないことが多かったので勉強になりました」と話していた。

 世界キリンの日は、キリン保全財団が定めた。世界で1番首が長い動物であることから、1年で最も昼が長い夏至の日とし、今年は6月21日。(森川愛彦)