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 日本ゴルフ界の悲願にあと一歩届かなかったが、松山英樹(25)の猛チャージは米国のファンを沸かせた。18日、エリンヒルズ(米ウィスコンシン州)での全米オープンゴルフ選手権最終日で、松山はこの日のベストスコア66で回り2位に入った。37年前、同じ大会で2位の青木功さん(74)は「これからは松山が継承してくれる」と日本勢メジャー大会初制覇の夢を後輩に託した。

 最終18番。松山がこの日、八つ目のバーディーを奪った。12アンダーは競技を終了した選手の中でトップだった。グリーン周辺の大観衆が立ち上がり拍手を送った。松山は「(同組の)J・B(ホームズ)と握手していたので、見てませんでした」と笑わせた。

 クラブハウスで後続のプレーを待った。ブルックス・ケプカ(米)が優勝を決めると、「いい友達ですし、本当にいいプレーをしていたので、次の試合では負けないようにしたい」と潔かった。「優勝はできなかったが、タフなホールもすごくある中、いいプレーができた」と内容に満足していた。

 テレビ中継の解説者としてプレーを見守った青木さんは「自分の実力を出し切った」とたたえた。青木さんは1980年、優勝した帝王ジャック・ニクラス選手(米)と4日間、一緒に回り、惜しくも2位。開催コースから「バルタスロールの死闘」と呼ばれる名勝負を演じた。「英樹は今まで以上にゴルフが大きくなった。このくらいのチャンスはいくらでもある」と次に期待した。松山は7月20日から今季メジャー第3戦の全英オープン選手権に挑む。(森田博志)

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