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 IT大手のインターネットイニシアティブ(IIJ)は静岡県などと協力して、水田の水管理を効率化するシステムを開発する。水量や水温のセンサーと遠隔操作できる給水弁を組み合わせ、水管理のコストを今の半分にすることを目指す。今年度から3年かけて実証実験を進める。

 様々なものをネットにつなげる「IoT(モノのインターネット)」技術を活用する。農家は水田を見回る代わりに、センサーで読み取った水量や水温をパソコンやスマートフォンで確認でき、異常があると通知も来る。水が不足したり水温が上がったりすると、画面操作で用水路から水を入れられるようにする。

 農家の希望を聞き取りながらセンサーやシステムの開発を進めており、その後、静岡県磐田市などの水田で実験する計画だ。IIJによると、コメ作りにかかるコストの約2割を水管理が占めるという。(上栗崇)