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 女性への性別適合手術をした京都市の50代の会社経営者が京都府内のフィットネスクラブで男性の更衣室の利用を求められ、人格権を侵害されたとして運営元のコナミスポーツクラブ(本社・東京)に賠償を求めた訴訟の和解が19日、京都地裁(伊藤由紀子裁判長)で成立した。和解内容は明らかにされていないが、関係者によると、コナミ側が利用者の自認する性に配慮して対応すると約束したという。

 地裁は5月16日付の和解勧告で「自らの性自認を他者から受容されることは、人の生存に関わる重要な利益」と指摘した。戸籍上は男性の経営者は和解後に会見し、「勝訴に等しい内容。コナミが、どんな立場の利用者も納得して楽しく使える施設になってほしい」と述べた。同社は取材に対し、「これまで以上に性的少数者の方々に真摯(しんし)に向き合えるよう従業員を指導する」とした。