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 築地市場問題を巡り、東京都の小池百合子知事は20日午後、築地市場を豊洲市場に移転し、築地の跡地を再開発する基本方針を表明する。「築地ブランド」を生かすため、跡地の再開発では将来的に市場機能も持たせる方向性を示すとみられる。豊洲市場では、追加の土壌汚染対策を実施し、安全性を確保する。

 小池氏は17日に市場業者らと懇談した際、「(築地市場の)歴史をあっという間に消し去ることなどできない」などと発言し、「築地ブランド」を維持したい意向を示していた。

 都幹部でつくる「市場のあり方戦略本部」は今月、豊洲移転後に築地の跡地を貸す案、移転後に跡地を売却する案、築地で市場を再整備する案のうち、跡地を貸す案が将来の収支見通しで優れているとする検討結果をまとめた。小池氏はこれらを踏まえ、総合的に判断するとしていた。

 小池氏は知事就任直後の昨年8月、豊洲市場の安全性を確認するなどとして、同11月の予定だった築地市場の豊洲移転を延期。有識者も交えて都庁内で、豊洲市場での追加安全対策や、市場の収支見通しなどが検討されていた。

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