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 戦場になった沖縄の苦難と悲劇の歴史を語り継ぐ催し「鹿島発・戦争の悲しいお話を語る会」が24日、鹿嶋市の大野ふれあいセンターであった。沖縄戦の犠牲者を悼む6月23日の「慰霊の日」に合わせ、市民団体「鹿嶋物語を語る会」(賢木清代表)が毎年開いている。

 今年は「平和への道しるべ 白梅学徒看護隊の記録」をもとに、過酷を極めた手術場の勤務、友や肉親を失った戦争への思いが語られた。「死の恐怖におびえ続けた」「あらゆるものを虫けらのように殺した戦場」に、「悲しみは消えることがない」と、語り部の6人が記録集をつむいだ。

 同看護隊は「ひめゆり」と同じく、女子で編成された学徒隊の一つ。記録集は、校章が白梅だった沖縄県立第二高等女学校の生徒たちの証言をまとめたもので、語る会が再構成。沖縄の楽器・三線(さんしん)を弾きながら、読み上げた。