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 ラーメン店や菓子メーカー、書店でも……。将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)=愛知県瀬戸市=が26日に達成した史上単独1位となる公式戦29連勝。30年ぶりの記録更新に、各地が沸いている。

 「藤井聡太四段 連勝応援メニュー」「がんばれ聡太くん 目指せ新記録!」

 激励メッセージが飾られている瀬戸市の瀬戸焼きそば専門店「八方招き」。22日から1勝するごとに、1食500円の瀬戸焼きそばの10円値引きを始めている。瀬戸焼きそばは、豚の煮汁を使ったしょうゆ味で、ご当地グルメとして市民に親しまれているという。27日の値段は480円。この日は、将棋の駒の「角」にちなんだ新メニューの「豚角煮瀬戸焼きそば」(800円)も登場した。

 店主の今井祐二さん(55)は「このまま勝ち続けるとかなりきつい」と笑う。でも、「藤井四段は瀬戸市の誇り。無敗で竜王を目指してほしい」と期待する。

 藤井四段行きつけの「らあめん専門店 陣屋本店」(名古屋市北区)では7月2、3の両日、藤井四段お気に入りの「大盛チャーシューらあめん(930円)」を含むラーメン各種を300円値引きする。7月2日にある対局での30連勝達成を願う企画だという。おかみの川浦節子さん(74)は「平常心で一番一番大切に戦ってほしい」と応援する。

 書店も、将棋にちなんだイベントを企画。名古屋駅前の三省堂書店名古屋本店(名古屋市中村区)は5月、羽生善治三冠著の入門書や、書き込みながら学べるドリルなど関連書籍約20冊が並ぶコーナーを新設。6月には、駒を動物に置き換えた「どうぶつしょうぎ」のイベントを開催し、2日間で約70人が参加したという。担当の岡田輝命(てるのり)さん(28)は「子どもだけでなく、大人も参加してくれた。将棋人気は広がっている」と喜ぶ。