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 ミドリゾウリムシとクロレラが助け合う仕組みの解明のため、山口大学大学院創成科学研究科の藤島政博教授(特命)が寄付を呼びかけていたクラウドファンディング(CF)が目標額の150万円に達した。藤島教授は目標額が集まったことに加え、寄付を通じて研究への励ましを受けたことに感激。「生きてて良かった」と喜んでいる。

 学術研究のための寄付を募るインターネットサイトで、藤島教授が寄付を募り始めたのは4月27日。それから2カ月間で145人が協力を申し出て、目標を上回る計163万円が集まった。

 開始当初は寄付が伸び悩んでいた。そこで、藤島教授は大学職員に使い方を教えてもらったツイッターを活用した。

 ゾウリムシの採集に訪れたツンドラ地帯で、毒キノコにあたったこと。釣ってすぐのスケトウダラを刺し身で食べたら寄生虫のアニサキスがいたのか、猛烈な腹痛に襲われたこと……。「自虐ネタ」をユーモラスな文体でつぶやくと、様々な人からフォローを受けた。

 残り1カ月を切ったあたりから、目標額に近づいていき、今月19日に達成した。「国内のゾウリムシ研究者は50人以下。寄付の大部分が一般の方からということが驚きだった」と藤島教授。何よりもうれしかったのが、寄付に添えられた「応援しています」、「頑張ってください」などのメッセージだった。「多くの研究者にとって、温かい励ましの言葉をもらう経験はない。やる気が高まったし、生きてて良かったと感じた」

 後継者育成も課題で、CFを通…

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