[PR]

 米・テキサス州ヒューストンにあるライス大学の学生11人が28日、藤枝市岡部町新舟の玉露の里で茶道を体験した。

 小学校時代を藤枝で過ごした同大学の教員、尾崎直子さんが2年前から年1回、日本語コースを履修した学生を引率して藤枝にホームステイし、日本文化を体験させている。

 玉露の里の茶室「瓢月亭」に正座した学生たちはまず玉露のいれ方の実演を見学した。「最後のぽたぽたに、うまみが凝縮します」という説明を聞き、急須の注ぎ口から落ちるしずくを興味深そうに見つめた。4人はさらに、抹茶の点前も体験した。

 実際に茶筅(ちゃせん)でお茶をたててみたユジン・ヨムさん(21)は「道具の扱いはちょっと難しかったが、茶のうまみが感じられてよかった」。ニコラス・ウォーリングさん(20)は「茶道はとてもゆっくりしていて、一つひとつの動作全部に気持ちが入っている。特別な日本の文化だと思った」と話した。(阿久沢悦子)