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 未曽有の原発事故は防げなかったのか――。市民による検察審査会の「起訴相当」議決を受け、東京電力旧経営陣の刑事責任を問う初公判が30日、東京地裁で始まった。3被告は無罪を主張したが、遺族らは福島第一原発事故の真相解明を求め、法廷での責任追及に期待する。

 午前10時前。業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電元会長の勝俣恒久被告(77)、元副社長の武黒一郎被告(71)、元副社長の武藤栄被告(67)が入廷した。いずれもダークスーツにネクタイ姿で、弁護人の後ろに並んで座った。

 開廷後、3人は証言台の前で横一列に座って指定弁護士の起訴状朗読を背筋をのばして聞いた。

 「順番に、起訴状に対する簡単な言い分を確認します」。永渕健一裁判長が認否を尋ねると、立ち上がった勝俣氏は、「起訴状に対する意見を申し上げる前にまず」と切り出し、「重大な事故を引き起こし、周辺地域の皆様を始め、広く社会に大変なご迷惑をおかけしたことを改めておわび申し上げます」と述べ、深く一礼した。その上で、「今回の津波と事故を予見することは、その当時は不可能で、刑事責任は適用されないと考えております」と述べ、起訴内容を否認した。武黒氏と武藤氏も謝罪を口にした上で、起訴内容を否認。武黒氏は「私は無罪です」と述べた。

 検察官役の指定弁護士は冒頭陳…

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