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 新たな憲法制定に反対する市民の抗議デモが続く南米ベネズエラで30日、新憲法を立案する制憲議会の議員選挙が行われた。手続きが「違法」として野党連合が参加を拒否するなか、マドゥロ大統領は与党だけで選挙を強行。治安部隊との衝突などで、同国検察によるとこの日だけで少なくとも市民ら10人が死亡し、米国や中南米諸国は相次いで非難を表明した。

 選挙管理当局は同日深夜、投票率は41・53%と発表。野党は独自調査から10%台としている。

 制憲議会は大統領や議会を上回る最高の権限を持つとされ、野党が多数を占める現在の国会が利用する議事堂は今後、制憲議会が使用する見通し。マドゥロ氏は新憲法制定の目的を治安回復や経済の立て直しと説明しているが、野党側は「独裁体制を確立するためのものだ」と批判している。

 選挙にはマドゥロ氏の妻子や政…

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