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 宅配便最大手ヤマトホールディングスは31日、今年4~6月期の営業損益が100億円の赤字になったと発表した。前年同期は74億円の黒字だった。追加の勤務実態調査で見つかった残業代の未払い分、52億円を計上したのが主な要因だ。

 ヤマトは2月から全社的な勤務実態調査を始め、4月に約190億円の残業代未払いがあったと発表し、2017年3月期に費用として計上した。だが、社員から「調査の時間が短い」などと不満が続出。そこで追加調査に踏み切り、6月に約40億円が新たに見つかったと発表していた。決算発表に向けて残業時の賃金割増率などを精査し、さらに12億円増えるとわかったという。未払いの総額は242億円になった。

 売上高は前年同期比4・0%増の3554億円。ネット通販などの荷物が増えたが、運びきれない荷物を他社に委託する費用も膨らみ、純損益も79億円の赤字(前年同期は36億円の黒字)になった。

 18年3月期の年間営業利益の…

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