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 広島朝鮮高級学校(広島市東区)を高校の授業料無償化の対象から外した国の対応は適法だとした広島地裁判決を不服として、裁判の原告で、同校を運営する学校法人「広島朝鮮学園」と当時の生徒らは1日、広島高裁に控訴した。

 朝鮮学校が無償化の対象外になっていることをめぐる訴訟は、広島を含め全国五つの裁判所で争われている。7月19日の広島地裁の判決は、無償化に伴い学園に支給される支援金が適正に使われるかどうかに懸念を示し、国の判断に裁量権の逸脱はないとして、朝鮮学校側の訴えを退けていた。一方、同28日の大阪地裁判決は国の対応を違法、無効とし、無償化の対象にするよう命じており、これまでに判決が出た2地裁の判断は分かれている。(松崎敏朗)