[PR]

 中国は2日夜、中国南部・海南島の文昌宇宙発射場から、通信衛星を搭載した大型ロケット「長征5号」を打ち上げた。だが、直後にロケットにトラブルが起き、発射に失敗した。国営新華社通信が伝えた。詳しい原因は調査中としている。

 長征5号は2日午後7時23分(日本時間同8時23分)に打ち上げられ、上空に向けて飛行したが、発射から約40分後、新華社から失敗との報道が流れた。その間にどのような異常が起きたのかは不明。

 長征5号は昨年11月に初めて打ち上げられた最新鋭のロケットで、今回が2回目の発射だった。中国のロケットの中で輸送能力が最も高く、今年後半に予定している月の探査や、中国独自の宇宙ステーション建設の際にも使われる見通し。原因によっては、今後の宇宙開発のスケジュールに影響が出る可能性がある。

 中国の宇宙開発に詳しい専門家によると、中国のロケットの打ち上げの成功率は90%台後半という。(広州=益満雄一郎)