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 「自民党政権のおごり」「新政治勢力を」。自民党が歴史的惨敗を喫した東京都議選から一夜明けた3日、大村秀章愛知県知事と河村たかし名古屋市長は、それぞれ安倍政権への批判や、圧勝した「都民ファーストの会」を率いてきた小池百合子都知事と連携する期待を語った。

 大村氏は3日の記者会見で「自民政権のおごり、慢心への批判が大きなうねりとなって、都議選を通じて有権者からレッドカードが出された」と述べた。

 また、「共謀罪」法案が委員会採決を省いて採決されたことなどを挙げ、「権力があるから何でもできるということでは国民の信頼は得られない」と安倍政権の政治手法を批判した。

 都議選応援演説で「自衛隊としてもお願い」と発言した稲田朋美防衛相について、改めて「政治家としての資質を欠いている」と強く批判。「続投させることは政権運営に真面目に取り組んでいないと言える」と、改めて安倍晋三首相の任命責任を指摘した。

 小池氏については「動向を注視しながら、同じベクトルを向く大都市圏域として連携していきたい」と語った。

 河村氏は3日、都民ファースト大勝について「どえりゃあよかった」と記者団に語った。都議選中に計3日間、都内に入り、都民ファーストの公認候補計11人を応援した。「新勢力、新党をつくらないかん。新政治勢力を日本中に広めないかん」と、自らが代表を務める地域政党・減税日本も合流する新党の結成を、小池氏に改めて呼びかける考えも示した。

 自民の敗北については「今までの失政じゃないですか。(知事や議員ら)政治をやる方がめちゃくちゃ給料もらって、待機児童が何千人も出る政治はおかしい。それを肌で感じとる人がみんな小池さんに入れた」と指摘した。(関謙次、北上田剛)