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 偽造した処方箋(せん)で勃起不全(ED)治療薬をだまし取ったとして、埼玉、群馬両県警は病院の元事務職員ら4人を詐欺と有印私文書偽造・同公使の疑いで逮捕したと3日、発表した。認否は明らかにしていない。

 逮捕されたのは自称飲食店経営の大平賢治容疑者(49)=群馬県伊勢崎市=と、いずれも善衆会病院(前橋市)元職員で同市に住む星義信(47)、高瀬一也(41)、三浦健史(37)の3容疑者。

 逮捕容疑は2015年6~7月、実在する第三者の名前を使って病院内で処方箋を偽造し、群馬県伊勢崎市内の保険薬局で、ED治療薬20錠(販売価格計3万1千円)をだまし取ったというもの。病院の元企画広報課長だった星容疑者と大平容疑者が知り合いで、埼玉県警捜査4課は、大平容疑者が星容疑者に処方箋の作成を依頼したとみて調べている。

 善衆会病院は「地域の皆様にご心配、ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げます。二度とこのようなことがないよう、コンプライアンスの徹底を図ります」との談話を出した。逮捕された3人はともに事務員で、3~6月に諭旨解雇したという。