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 高岡市吉久の万葉線・新吉久電停で3日、下り線の新たなホームが完成した。これまで乗客は、柵のない、白線で仕切られただけの幅約50センチの歩道で電車が来るのを待っていて、乗客が車にはねられて死亡する事故も起きていたため、地元住民がホームの整備を要望していた。

 同電停がある県道は、幅約13メートルのゆるやかなカーブ。ここ10年で、歩道で電車を待つ乗客らが車にはねられた事故は3件起きている。そのうち、08年の事故で1人が死亡した。

 路面からかさ上げし、柵や屋根も設けたホームは、総工費約1186万円で整備した。長年要望し続けていた地元の自治会前会長の上埜進さん(75)は、「ようやく要望をかなえてもらえた」と話す。万葉線の竹平栄太郎社長は、「さらなる安全対策や輸送人員の拡大に努めたい」と話している。(江向彩也夏)