[PR]

 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターの被曝(ひばく)事故で、量子科学技術研究開発機構の放射線医学総合研究所(千葉市)は3日、被曝した作業員5人のうち3人が3回目の入院をしたと発表した。放射性物質の尿からの排出を促す薬剤の点滴治療を受ける。5人の体調に変化はないという。

 5人は尿からごく微量のプルトニウムが検出され、内部被曝していたことが明らかになっており、同様の治療をすでに2回受けている。放医研によると、入院した3人は、2回目の治療時に検出されたプルトニウムの量から、治療の効果がまだ見込めるとして再入院することになった。一方、入院しない2人は2回目の治療時に尿中から検出されたプルトニウム量が少なく、入院治療は見送ったという。放医研は現在、5人の尿などを分析し、被曝量の算出を進めている。(川村剛志)