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 2017年上半期(1~6月)の米国の新車販売台数は845万2453台で、前年の同じ期間よりも2・1%減った。前年割れはリーマン・ショックで新車市場が冷え込んだ09年以来、8年ぶり。米調査会社オートデータが3日発表した。

 米景気の回復を背景に新車販売は拡大を続けてきたが、買い替え需要が一巡したことに加え、一部メーカーが利益の出にくいレンタカー向け販売を抑えるなどした影響が出ている。米利上げに伴う自動車ローンの金利上昇も見込まれ、通年でも過去最高だった前年の1755万台を下回るとの見通しが濃厚になっている。

 車種別で落ち込みが大きかったのはセダンなどの「乗用車」で、前年同期よりも11・4%減った。原油安もあって人気が出ているスポーツ用多目的車(SUV)などの「小型トラック」は同4・6%増やしたが、乗用車の不振を補いきれなかった。

 日米の大手6社のうち、販売台数を増やしたのはSUVの「ローグ」が好調な日産自動車だけだった。(ニューヨーク=江渕崇)