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 ヒアリの「女王アリ」とみられる個体が見つかったことについて、九州大の村上貴弘准教授(行動生態学)は「日本にヒアリが定着する可能性が高まった」と指摘する。

 数万匹がすむ巣(コロニー)が形成されるのにかかる期間は、半年から1年。新たな女王アリが誕生すれば、港湾地域の外にも生息エリアが広がる恐れがある。村上さんは「ヒアリは公園や草地などの開けた環境を好み、住宅地でも注意が必要になる」と話す。

 南米原産のヒアリは、貨物にまぎれるなどして米国や中国、台湾、豪州などですでに定着。ニュージーランドでは侵入後に根絶に成功したが、巣の発見から根絶の確認まで2年かかっている。水際でいかに封じ込めるかが緊急の課題だ。

 一方、熱帯アリの分類に詳しい…

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