辻茂さん(つじ・しげる=東京芸術大名誉教授・西洋美術史)が2日、肺炎のためイタリア中部オルビエートの病院で死去、87歳。葬儀は近親者で行った。喪主は妻彌生さん。

 ルネサンス期の遠近法の研究で知られる。東京芸大教授退官後、97年からイタリアで暮らしていた。著書に「遠近法の誕生」などがあり、97年にイタリアに関する優れた著作に対して贈られるマルコ・ポーロ賞を受賞した。(ローマ)