[PR]

 第65回全日本吹奏楽コンクール県大会(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が28~31日、高松市のレクザムホールで開かれる。小、中、高校、大学、職場・一般の部があり、計100団体が出場する。また小学校の部以外で県代表に選ばれた団体は、8月19、20日に徳島県の鳴門市文化会館で開かれる四国支部大会に出場する。

 今春、小豆島と土庄が統合され、新しく生まれた小豆島中央高校。吹奏楽部も両校の部員と新入生の44人で新たなスタートを切った。

 両校が統合された当初、部員たちは同じ音楽室にいても、自然と出身校ごとにかたまっていた。顧問の浅野郁恵教諭は、自分が土庄の顧問だったことや、土庄の人数が小豆島より多かったことから、「このままでは小豆島のカラーがなくなってしまう」と感じていた。

 そこで最初の練習前、部員たちにこれまでの練習方法などを聞いてみた。ホワイトボードに書き出すと、あいさつや号令のかけ方、練習メニューの組み方など、違いがあることがわかった。

 いまは、両校のスタイルを半分ずつ採り入れ、活動している。初めは戸惑いもあったが、いつの間にか壁がなくなっていたという。

 部長と副部長も、2人ずつ。小豆島の部長、山下華詠さんは「1人では決められないことを相談したり、仕事を分担したりできて心強い」、土庄の部長、秋山未侑さんも「たった数カ月だけど、お互い支え合える関係になりました」と話す。

 今回、自由曲に選んだのは、ホルジンガーの「スクーティン・オン・ハードロック」。ジャズの要素を採り入れたポップな曲調で、浅野教諭は「新しくできた学校のスタートを、華やかに飾る一曲にしたい」と話す。

 小豆島の副部長、山口尚流さんは「小豆島のチャイムや部活動の声が聞こえなくなって寂しい、という地元の人の声をよく聞く。私も寂しいけれど、新たな高校もみんなに愛してもらえるよう、がんばりたい」。(福井万穂)

■出場予定団体

 【28日】●高校C 高松一▽観音寺一▽丸亀▽高松北▽坂出 ●高校A 高松工芸▽小豆島中央▽観音寺一▽尽誠学園▽高松北▽善通寺一▽坂出▽高松東▽高松桜井▽観音寺総合▽高松▽三本松▽高松西▽香川中央▽誠陵▽丸亀▽丸亀城西▽高松商▽高松一▽三木▽高瀬▽高松南

 【29日】●小学校 古高松▽多肥▽一宮▽円座▽牟礼北 ●大学 高専詫間 ●中学校A 一宮▽丸亀西▽善通寺東▽国分寺▽玉藻▽香川一▽高松一▽丸亀東▽詫間▽古高松▽山田▽付属坂出▽三豊▽牟礼▽満濃▽丸亀南▽三木▽観音寺中部

 【30日】●中学校A 飯山▽志度▽勝賀▽太田▽大川▽協和▽紫雲▽観音寺▽綾南▽木太▽桜町▽龍雲▽綾歌▽香東▽宇多津▽さぬき南▽多度津▽屋島▽長尾 ●職場・一般 シンフォニックウインズKAGAWA▽吹奏楽団WEST▽TOKウインドオーケストラ▽高松市民吹奏楽団 ●中学校C 木太▽宇多津

 【31日】●高校B 坂出商▽琴平▽津田▽英明▽笠田▽飯山▽志度 ●中学校B 善通寺西▽白峰▽下笠居▽白鳥▽坂出東部▽三野津▽土庄▽豊中▽香南▽引田▽坂出▽付属高松▽高瀬▽庵治▽仁尾▽綾上▽琴平