【動画】真夜中のJR大津京駅でテロ対策訓練=真田嶺撮影
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 2020年の東京五輪などを見据え、万が一の事態への対応力を鍛えようと、JR西日本京都支社は7日未明、JR大津京駅で大津市消防局と実際の車両を使ったテロ対策訓練をした。約160人が参加した。

 4両編成の列車の先頭車両で液体がまかれて乗客数人が倒れ、大津京駅構内に緊急停車したという想定。JR西の職員は乗客役約100人を最後尾の車両から避難させ、「足元に気を付けてください」などと声をかけながらホームまで誘導した。市消防局は化学防護服を着た消防隊員が液体を処理したり、車内から負傷者役をホームに運び出して救命活動したり。午前2時50分から約1時間、自身の動きを確認した。

 訓練で使った車両の車掌を務めたJR西の生駒敏幸さん(31)は「情報がなかなか入らず、いつお客様を避難させるべきか迷った。お客様にも協力して避難していただけるかが課題」と振り返った。(真田嶺)