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 九州北部を襲った豪雨では動物たちも被災した。

 厚い土砂に覆われた福岡県朝倉市杷木星丸では8日、ライフラインが断たれた牧場から移動するため、牛が引かれていた。

 牧場関係者によると、土砂崩れで電気や水道は止まり、牛舎にも倒木がのしかかった。牛たちは無事だったが、餌を運ぶ車も道を通れなくなり、空きのある同県うきは市の牧場に預けることにしたという。

 孤立状態になった朝倉市黒川では7日、ヘリコプターに救助された住人が去った家に犬がつながれたまま残されていた。近くにはドッグフードが置かれ、記者の姿を見ると、犬は静かにしっぽを振っていた。(浅野秋生)