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 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が11日、施行された。犯罪を計画段階で取り締まることが可能になるが、国会での議論は深まらず、一般の人への適用や政府の監視が強まる懸念は消えないまま残った。施行後の社会とどう向き合えばいいのか。フランスでベストセラーとなった一冊の本がSNSなどで注目を集めている。

 ファシズム(全体主義)に染まっていく社会を風刺した臨床心理学者フランク・パブロフ作の寓話(ぐうわ)「茶色の朝」。1998年にフランスで発売されると、ジャンマリ・ルペン氏率いる極右政党・国民戦線が勢力を拡大していくことへの懸念に後押しされるように、100万部を突破するベストセラーになった。

 物語は、茶色以外のペットを飼うことを禁じる「ペット特別措置法」が施行された社会が舞台。主人公の「俺」は疑問を感じながらも、法律に従い白黒の飼い猫を殺してしまう。親友は黒い犬を殺す。やがて法律に反対していた新聞が廃刊に。「俺」はしぶしぶ唯一残った「茶色新報」を読み、茶色い猫を飼い始めた。

 そんなある日、同じく茶色い犬を飼うようになった親友が逮捕された。その理由は――。

 日本では2003年12月に大…

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