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 網で仕切った湾内で鯨と一緒に泳ぐことの出来る「くじらに出会える海水浴場」が10日、和歌山県太地町の畠尻湾にオープンした。

 町や町立くじらの博物館が2008年に始めた企画で、今年で10回目。海水浴を楽しみながら、自然に近い状態の鯨と触れあえるとあって、毎年県内外から多くの人が訪れる。

 放たれるのは博物館で飼育されているハナゴンドウのサツキとセージ。ふだんは湾内のいけすにいるが、午前11時からと午後1時からの2回(1回約15分)、いけすの外を自由に泳ぎ回る。

 初日のこの日、2頭は遊泳者の足元をくぐったり、人の輪の中に突然顔を出して驚かせたりしていた。京都府宇治市から家族4人で来た菅谷美心ちゃん(5)は浮輪を使って鯨と泳ぎながら「大きくてかわいい」と喜んでいた。

 企画は8月21日まで。(東孝司)