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 山形県米沢市の郷土食とも言える「米沢らーめん」。市内には100軒以上の店舗があるが、気になるのは塩分。適切な摂取量で食事を楽しむ「適塩行動」に、市民有志が取り組んでいる。

 米沢市御廟(ごびょう)1丁目のあたご食堂には、テーブルの上に名刺大のカードが置かれている。「うめぇげんどもスープのごすじゃぁ」の文字。「おいしいけれどスープを残します」の意味だ。

 店主の川村豪さん(44)は「スープを残せば減塩できるので遠慮なく残して下さいと発信することで、食べる回数を増やしてもらえるのではないか」と話す。

 考案したのは、市民のグループ「米沢らーめんから始める元気なまちづくりの会」の牧野元さん(63)ら。牧野さんは市内にある製麺会社の社長で、ラーメンを多く食べてもらうとうれしい立場だが、2010年に脳出血で倒れ、減塩を心掛けるように。「店主が精魂込めてつくったスープを飲み干せなくなった。それがストレスになった」

 ラーメン店からも「スープを残す人が増えた。おいしくなかったのか健康を気にしているためか分からず、気になっている」と聞いた。そこで「大好きなラーメンを元気に、健康に食べてもらうにはどうしたら良いか」を考え、スープを残す意思表示カードを思いついたという。

 米沢栄養大の金光(かなみつ)…

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