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 東京都議選で惨敗した自民、民進両党が、10月の衆院愛媛3区補選に向けて早くも動き出した。安倍晋三首相(自民党総裁)、民進党の蓮舫代表ともに自身の行く末を大きく左右する可能性のある戦い。加計学園の誘致問題も絡み、与野党による総力戦となるのは必至だ。

 「すべてを回復する意味での良いチャンスだ」

 自民党の二階俊博幹事長は11日の記者会見で、補選の位置付けについてこう語った。東京都議選の惨敗から1週間。内閣支持率は下げ止まらず、政権には危機感が広がる。8月初旬の内閣改造・党役員人事で態勢立て直しを図り、補選には閣僚や党幹部を投入した総力戦で臨む方針だ。

 補選は10月10日告示、22日投開票。自民党麻生派に所属していた白石徹氏が3月に死去したことに伴う。後継擁立に動いたのは、派閥会長の麻生太郎副総理だった。4月初め、徹氏の地元・愛媛県新居浜市で開かれた徹氏の「偲(しの)ぶ会」。麻生派議員約20人が見守る中、次男の寛樹氏(29)の名を挙げ、「父親の遺志を知っている。引き継いでもらいたい」とあいさつし、流れをつくった。

 党愛媛県連の公募に正式に応じたのは寛樹氏だけ。今月3日の麻生派と山東派などの合流式では、国会議員の記念撮影の列に寛樹氏が加わった。県連は7日、全会一致で党本部への公認申請を決めた。麻生派幹部は「弔い合戦でなければ勝てない、という判断もあった」と明かす。

 しかし、補選では国会で追及が続く加計学園問題が影を落とす。発端となった獣医学部新設が予定されているのは3区に隣接する今治市。10日の閉会中審査で、加戸守行・前愛媛県知事が「愛媛県の夢を託す事業」と語るなど地元では獣医学部誘致に賛成論が根強いものの、自民内には「風当たりは強い」(県選出国会議員)との声がある。

 都議選惨敗で求心力が低下し、…

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