【動画】1キロあたり最高で40万円の値がついたサンマの初競り
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 札幌市中央区の市中央卸売市場で11日朝、秋の味覚サンマの初競りがあった。「ご祝儀相場」に近年の水揚げ量の少なさが影響し、1キロあたり最高で40万円の値がつき、昨年の同20万円を大きく上回って過去最高値となった。

 初競りにかけられたのは、北海道東部沖の流し網漁で水揚げされた約600キロ。最高値で落札した札幌市の回転すし店「活一鮮(かついっせん)」の佐藤いわお店長(39)は「生サンマを食べたいというニーズが高く、それなら縁起物をと参加した。今年は形もいいし今後の漁に期待したい」と話した。

 全国さんま棒受網漁業協同組合によると、昨年のサンマ漁獲量は約11万トンで、記録の残る1981年以降で最低だった。道東部沖のサンマ漁は8月から主力の棒受け網漁が本格化するが、流し網漁について釧路水産試験場(北海道釧路市)は「来遊が少ない」との見通しを出している。

 東京・築地市場にも11日朝、北海道沖で水揚げされたサンマ計780キロが初入荷した。主力サイズは130グラムほどで、1匹当たり400~1900円。品薄だった前年と比べ、半値ほどで取引された。(戸谷明裕)

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