[PR]

 「工事現場で発掘した」とうそをつき、偽物の金塊を売ろうとしたとして、警視庁は、ともに中国籍で住所・職業不詳の鍾桂海(ジョングンハイ、44)、熊永楸(ションヨンチウ、41)の両容疑者を詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕し、11日発表した。2人は「工芸品を売ろうとしただけ」などと話しているという。

 新宿署によると、2人は6月23日~7月10日、東京都新宿区内の喫茶店で、飲食店経営者の中国人女性(47)に「工事現場で金製品や金塊を発掘した」とうそをつき、仏像や舟の形をした偽物の金塊52個(計約6キロ)を見せて売買を持ちかけ、現金400万円をだまし取ろうとした疑いがある。入手先について、「舟の形をした金塊は1個750円、仏像は1個3千円で買ってきた」と話しているという。

 警視庁によると、同様の手口で偽物の金塊を買わせようとする詐欺事件は2010年以降、全国で約30件報告されている。都内では6月にも、偽の金塊を売ろうとした詐欺未遂容疑で中国人の男が逮捕されている。