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■仏伝浮彫「幼児の布施」

 インドで誕生した仏教が日本に至るまでの約2500年の歩みを紹介する展示「仏教の思想と文化 インドから日本へ」が、龍谷大龍谷ミュージアム(京都市下京区)で27日まで開かれています。アジア各地に広がり、さらに日本社会で独自の変容を遂げた仏教。その流れを仏像、仏画、経典など約100点の資料でたどっています。

 その中で注目される1点が、仏伝浮彫(ぶつでんうきぼり)「幼児の布施」。托鉢(たくはつ)をしていた釈迦(しゃか)に親たちが布施をする様子を見た2人の幼児が布施の心を起こし、食事に見立てた泥を釈迦に渡す場面を表現しています。釈迦はこの幼児の1人が仏法を広める偉大な王になると予言。その幼児は生まれ変わって古代インドを統一し、仏教を保護したアショーカ王(阿育〈あいく〉王)になったといわれています。2~3世紀のガンダーラ(今のパキスタン北西部)で生まれたこの作品は、衣のひだや人物の動きなどにギリシャ・ローマ風の影響がみられます。

 ミュージアムの岩井俊平学芸員…

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