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 大会4日目の12日、四国Cスタ丸亀で3試合があり、第3シード丸亀城西が先発大西の好投で高松桜井に勝利。善通寺一は相手投手の制球の乱れを見逃さず七回に一挙5得点し逆転、追いすがる高松一を振り切った。藤井は小豆島中央との投手戦を制した。13日はレクザムと四国Cスタ丸亀で計4試合があり、四国Cスタ丸亀では今春開校した観音寺総合が寒川と対戦する。

■笑顔で仲間を鼓舞 高松桜井・岡田壮太主将

 八回表2死一、二塁。守備につく高松桜井の主将、岡田壮太(3年)が笑顔で右翼からマウンドに上がった。「絶対おさえる」。直後は野手の失策で走者を出したものの、次打者を左飛にして、ピンチを切り抜けた。九回も走者を背負ったが相手に追加点を許さなかった。

 4番を任されていたが、この日は振るわなかった。だが、「みんなが見ている。そんなときに、なよなよしていたらだめだ」と言い聞かせ、試合中はチームメートに元気に声をかけ続けた。「ランナーためていこう」「笑顔でいればまだ逆転できる点差だぞ!」。3点を追う六回には「あと4回、1点ずつ取っていこう」とチームを鼓舞した。

 その直後、チーム初安打を放った横木良平(3年)がけがで退場。春からけが人が続出していた3年生のなかでも、特に熱心に練習していた選手だった。岡田はベンチから「横木の安打を無駄にするな!」と声をあげた。

 チームは九回に1点を返し、一矢報いる。続く2死一塁の場面で岡田に打順が回ってきた。「ここは打たなあかん」。しかしタイミングが合わず、三振。試合は終わった。

 主将に選ばれてから、どう振る舞えばいいのか悩んだ時期があった。前の主将はチームに厳しく指示を出すことができていたが、自分にはできない。練習への姿勢やプレーで、チームを引っ張ってきた。「しっかりした主将じゃなかったけど、いつも助けてくれてありがとう。最後は主将らしくできたかな」(添田樹紀)

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