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 政務官による公用車での子どもの送迎は、是か非か――。「国会議員の特権利用だ」との批判の一方、女性の政治進出の観点から擁護する意見もある。

 10日午後5時過ぎ。衆院議員会館の地下の保育所から、総務政務官を務める金子恵美衆院議員(自民・新潟4区)が現れた。ベビーカーには1歳5カ月の長男がいる。

 「一度宿舎に戻って母親にお願いし、その後はまた公務です」。赤坂の議員宿舎まで徒歩約15分。坂道もあり、炎天下、少し歩くと汗が噴き出る。朝は、急ぐサラリーマンや車の間を縫うように歩いているという。議員宿舎に戻って子どもを預け、迎えに来た公用車で公務に戻った。

 「週刊新潮」は6月29日発売号で、金子氏が公用車に子どもを乗せ、保育所に送迎することが常態化していると報じた。金子氏は、保育所の送り迎え前後に議員会館や総務省で公務があった時に公用車で送迎していたと認めた。総務省のルール上は問題ないとしたが、今後は公用車に子どもは乗せないとし、その理由を「政治家としてけじめをつけたうえで議論したかった」と話した。

 金子氏は新潟県議を経て201…

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